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iTunesだけではできなかった細かい設定ができる便利ツール「Tune-up iTunes」

メジャーな音楽再生・管理ソフトとしてiTunesがあります。
表示がきれいで見やすいのですが、細かい設定ができなくて歯がゆい思いをした人もいるはずです。このiTunesのかゆいところに手が届くように設定ができるソフト、それがTune-up iTunesです。

そのままiTunesを使っていては設定出来なかった項目が、このソフトを使うことで出来るようになります。
それでは、実際に何ができるのかを見てみましょう。

Tune-up iTunes 10でできること

  • iTunes 8 で設定画面からなくなったブラウズ時のジャンル表示のOn/Offを切り替えます。
  • iTunes 8 で設定画面からなくなったiTunes Store へのリンク表示のOn/Offを切り替えます。
  • iPhone 接続時の自動バックアップのOn/Offを切り替えます。
  • iTunes Store へのリンクをクリックしたときの動作を、 iTunes Store 検索ではなくライブラリ内検索にする
  • ジャンル名の自動ローカライズ機能を無効にする。
  • 読み込み中または変換中の曲再生のOn/Offを切り替える。
  • トラック番号付きのファイル作成のOn/Offを切り替える。
  • ウィンドウ操作ボタンの並び方をITunes 9までと同様の横並びにする。
  • Ping ボタンのOn/Offを切り替える。
  • Mac / Win 版ともにフォントの種類・サイズを変更可能。

引用元
Desire for wealth : Tune-up iTunesiTunes 10.4 対応版をリリース http://desireforwealth.com/diary/201107_tune-up_itunes1040.shtml

色々と設定できますよね…
わたしもiTunesのバージョンが上がって使いにくく感じたときにTune-up iTunesで設定を行っています。設定方法はソフトを起動すればだいたいわかるので、ここでは絞って「トラック番号付きのファイルを作成する」の設定を例に見ていきましょう。

音楽ファイルにトラック番号を付けない設定

iTunesで「[iTunes Media]フォルダーを整理」にチェックを入れていると、曲の管理をiTunesが自動で行なってくれます。しかし、音楽ファイル名にトラック番号が付加されます(ファイル名が変わるだけで曲名は変わりません)。

ファイル名はタグ情報から自動的に付けられます。形式は「トラック番号 曲名」です。
たとえば、トラック番号01で曲名がmusicのmp3ファイルなら
 01 music.mp3
となります。

曲の管理はiTunesが自動で行うようにしたい!でもトラック番号を付けるのはやめてほしい!
という場合、Tune-up iTunesなら変更可能です。
では実際の設定方法を見ていきましょう。

手順

使用ソフト

Tune-up iTunesは対応するiTunesに対して使用してください。私の場合、この記事を書いてる時のバージョンは10.4でしたがiTunes 10.5でも動作しましたのでこのまま使いました。


[1] iTunesを閉じてTune-up iTunesを起動する
作者によるとiTunesの実行ファイルのバックアップをとっておくように、ということらしいので心配な人は実行ファイルのバックアップを取っておきましょう。

[2] 「トラック番号付きのファイルを作成する」を「トラック番号を付加しない」にチェック
私の環境だとフォントが変わってしまったので「表示フォントの変更」の「デフォルトに戻す」を押しておくといいかも。


[3] 適用を押してパッチが当たったのを確認したら終了

これでトラック番号が付加されなくなりました。
他にも色々と設定ができるので、自分好みに設定を変えると使いやすくなります。